クラウィス・ニヒル -Clavis・Nihil-
名前の由来
「クラウィス」とは、ラテン語のクラヴィス=「鍵・錠前」という意味より。
「ニヒル」とは、同じくラテン語で「虚無・冷たく醒めていて暗い影のあるさま」という意味より。管理人の作成したキャラ名である。特殊な設定により、名前が二つあるような形をとっている。どのような「鍵」で、どのような「影を背負う」者なのだろうか。
性格と全体像
カタナを操るキャス娘。極めて機体が大きく身長はアスクレピオスにも匹敵する大きさ、それに反して機敏な動きで敵を翻弄し、滅していく。普段バイザーをしており瞳は見えない。しかし時折かすかに見え隠れするライトグリーンの瞳は真正面から何事も見透かすような強い意志を感じさせる。彼女の情報はアークスに正式に登録されていないようだ。では彼女はなぜアークスシップにいられるのか、はたまた彼女の目的はなんなのか。
第二章「邂逅と交錯」においてアスクレピオスと一度出会っている。彼女こそクラウィス・ニヒルである。その時名乗りはしなかったものの、一つのキャストの身体に二つの人格が入っていることを見せており、驚かせている。互いを名前で呼び合い、戦闘中に主導権を戦闘状況に応じて交代しているようだ。クラウィスはつっけんどんで言葉使いも乱暴だが人情に厚い。思考よりも先に感情任せに動いてしまう癖がある。そしてニヒルは、冷静沈着、常に一歩引いたところから物事を見ており、リアリストである。皮肉めいた冗談を時々言い、古い曲を口ずさみクラウィスにいつもどやされている。普段、主導権はほとんどクラウィスが握っており、ニヒルが状況判断、忠告、戦法提案をしている。
普通なら二つの人格は一つの身体に入ることはできない。そしてアークスに登録されていないにも関わらずアークスの作戦に参加できる違和感。それらの詳しい情報が明示される日は来るのだろうか。
メイン職業
クラウィス・ニヒルの攻撃方法は「打撃」であり、カタナをこよなく愛している。フォトン粒子を刃の表面に固着させ切れ味を異常に高める。外から見えぬバイザー越しで何を見、何を感じるのか。彼女の間合いに入ったものは次の瞬間には息をしていることも許されない。キャス娘のためか身体が非常に丈夫で体力値も高い。物怖じせずに一線を見据え、集中力を極限までに高め振り下ろす、「カザンナデシコ零」は対象を一刀両断する究極奥義である。ガードからの切り返しも威力が高く、近寄るものは死を覚悟しなければいけない。
他の危機的状況に陥った時に起動することが出来る「更なる究極奥義」があるらしい。
クラウィス・ニヒルのメイン職は『Br/Hu』である。
メイン武器
刃を抜き、振りかざすと金色の羽が舞い飛ぶ不思議な抜剣。彼女(クラウィス)のお気に入りのカタナである。カタナに手をかけた瞬間、羽が舞い、地表につく前に敵を葬りその刃を鞘へと仕舞っている。それは目にもとまらぬ速さで、刃の文様を見える者はいない。紅色に染まった鞘に金色の装飾がまたカタナの美しさを表現している。紅色にちなんで「炎属性」を纏っている。
一度刃を抜くと、禍々しい炎のようなものを剣先が纏う。その異様なフォトンは自身の纏うフォトン粒子を無理やり喰らい攻撃力として纏っているために身体には大変な負荷がかかる。そのため生身の身体ではその負荷に耐え切れず、真価を発揮することが出来ない。みずからも切りながら、敵を斬る。文字通り「諸刃の剣」である。
変形機構の搭載されている特殊な抜剣。ある特別なルートから入手したモノで刃を抜く際に契約の紋章が現れる。大気中のフォトン粒子を効率よく取り込むことが可能であり、そのため運用する際の必要フォトン粒子が少なく済み、戦闘継続時間を延ばすことが出来る。しかし火力が出ない為、クラウィスはあまりこれを使おうとはしない。ニヒルはお気にいりのようだ。